底地の管理代行業者の選び方
底地
底地の管理で悩んでいませんか?
底地を所有していると、地代の徴収や地代滞納者への督促、借地人様との各種交渉等、様々な管理業務が発生します。地代収入が入る一方で、想像以上の底地の管理の手間に悩んでいませんか?
ここでは、底地の管理について悩まれている方におすすめしたい「底地の管理代行業者」についてご紹介します。
目次
1.底地の管理を代行してくれる不動産会社があります!
底地の管理業務を代行してくれる不動産会社があることをご存じですか?
底地の管理委託契約を管理代行業者と締結し、管理委託手数料を支払うことで、毎月の地代徴収、地代滞納者への督促、地代の改定、更新手続き、借地人様からの増改築・建替え相談時の交渉サポートなど、さまざまな管理業務の代行・問題解決のサポートを行ってもらえます。
2.底地の管理代行の利用をおすすめする地主様の7つの特徴
底地の管理代行を利用するか迷ったとき、どう判断したらよいのでしょうか。
ここからは底地の管理代行の利用をおすすめする地主様の特徴を7つ紹介いたします。
① 地代徴収や契約更新の管理業務が面倒
② 地代値上げ等の交渉を行いたいが不安がある
③ 借地人様とコミュニケーションが取れていない
④ 底地・借地に関する知識に不安がある
⑤ 借地人様が複数人いる
⑥ 底地を次世代に相続することに不安がある
⑦ 底地を相続したがよく分からない
① 地代徴収や契約更新の管理業務が面倒
この点は多くの地主様に当てはまるのではないのでしょうか?
特に、所有する底地が遠方にある場合や、地代が滞納されてしまっているケースなどはかなりの時間と手間が必要になります。
別の仕事を行いながら底地の管理をしっかり行うことは負担が大きいです。このような場合、底地の管理代行業者の利用をおすすめします。
② 地代値上げ等の交渉を行いたいが不安がある
土地価格の上昇に応じて地代も改定(値上げ)していかなければ、地代収入より支払う固定資産税等の負担が大きくなりかねません。しかし、地代値上げの交渉は借地人様の状況も関わってくるためスムーズに成功するとは限りません。
また、更新料や建物の増改築時の承諾料の支払いについても、借地人様との認識の違いから折り合いが付けられない場合もありますので、管理代行業者のプロの手を借りるメリットは大いにあると考えられます。
③ 借地人様とコミュニケーションが取れていない
地代の徴収等が振込や口座振替の場合、めったに借地人様と接することがないのではないでしょうか。コミュニケーションが取れていないと、気付かないうちに借地人様の相続が発生していたり、無断で建物の建替えが行われてしまったりと、トラブルの原因になりかねません。
④ 底地・借地に関する知識に不安がある
底地・借地の契約関係の中で、地主様から借地人様へ、借地人様から地主様へ、お互いに様々な要求が出てくることが考えられます。正しい知識を持っていないと、大きな判断ミスをしてしまったり、トラブルへ発展してしまうことがあるかもしれません。様々な問題が発生した時に備え、管理代行業者に相談することをおすすめします。
⑤ 借地人様が複数人いる
借地人様が1人の底地であれば、管理の負担がそこまで大きくなることはないですが、借地人様が複数人いる、複数区画から成る底地を所有する地主様は、地代の徴収管理だけでもかなりの負担になっていることと思います。複数の借地人様が地代の滞納をしていたり、借地権の売買の相談があったりと、借地人様の人数分だけ対応しなければいけないことがあると考えると、管理代行業者を使用するメリットは大きいのではと考えられます。
⑥ 底地を次世代に相続することに不安がある
相続について考えられている地主様、またそのご家族の方にとって、底地の管理を引き継ぐことについて不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。地主様の相続のタイミングで、所有する底地を今後どうしていくか話し合いを進める中で、
資産である底地をしっかり管理していくために、まずは管理代行業者へ相談してみることも良いのではないでしょうか。
⑦ 底地を相続したがよく分からない
自分が相続するまで底地に全く関わらなかった方がいきなり底地を相続した場合、どうしたらよいか分からず困惑してしまうことと思います。管理代行業者の中には、底地の管理だけでなく、売買にも対応している業者もいます。そのような管理代行業者に相談することで、地主様の要望に沿った底地の運用方法を一緒に考えていくことも可能になります。
3.底地の管理代行を利用するデメリットは?
管理代行利用のための費用がかかる
ここまで底地の管理代行の利用をおすすめする地主様の特徴を紹介してきましたが、管理代行を利用するデメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
デメリットとしてあげられることは、「管理代行利用のための費用がかかる」ことです。
もちろん自分で底地の管理を行えばこの費用は掛かりません。底地の管理が自分にとってどれだけ負担になっているか、費用をかけて得られるメリットはどれだけ大きいのか、所有する底地の状況の把握と、管理代行業者のサービス内容をしっかり検討することが重要です。
4.底地の管理代行業者を選ぶ際の注意点
底地の管理代行業者を選ぶ時、どのような点に注意しなければいけないのでしょうか。
選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
① 底地の管理実績がどれだけあるか
② サービス内容と費用が明確に提示されているか
③ 管理代行の他に底地の買取りや仲介業務も行っているか
① 底地の管理実績がどれだけあるか
底地の管理の中で発生するさまざまな問題に対応できる業者を探すには、管理の実績がどれだけあるかが1つの指標になると言えます。管理実績件数、事業の継続年数が多いほど、多くの経験を積んでいる業者だと考えられます。
ホームページなどを見てみる他に、実際に問い合わせてみることをおすすめします。
② サービス内容と費用が明確に提示されているか
管理代行を利用するには、管理代行業者と管理委託契約を締結します。サービス内容を詳細に確認し、どのサービスにどれだけ費用がかかるのかを明確に提示してくれる業者と契約することが大切です。
③ 管理代行の他に底地の買取りや仲介業務も行っているか
相続などのタイミングで、底地を売却したいという方向に変わっていくこともあります。そのようなときに、利用している管理代行業者が直接底地の買取りや仲介業務を行っていると、スムーズに底地の売却を進めることができます。
5.底地のお悩みはサンセイランディックへご相談ください!
底地の取り扱い実績
当社は底地や借地の取り扱いに特化し、30年以上の実績を積み重ねております。
2022年12月31日時点の底地管理実績
管理区画数:770区画
管理面積:約153,000㎡(東京ドーム約3個分)
この実績で得たノウハウを生かし、底地の管理、底地の直接買取り、また、仲介業務も行っております。
サンセイランディックの底地の管理業務
当社は、底地の管理をまるごとサポートする「オーナーズパートナー」というサービスを提供しております。
主な業務内容は以下の通りとなります。
【基本業務】
■ 地代などの集金管理
■ 地代改定サポート
■ 滞納改善支援
■ 借地人様の窓口対応
■ 借地状況の定期報告
【オプション業務(将来を見据えたサポート)】
■ 契約書作成・締結サポート
■ 更新手続きサポート
■ 増改築・建替え相談時の承諾サポート
■ 借地人様から相談時の手続きサポート
■ 借地境界を定める測量サポート
【オプション業務(売買しっかりサポート)】
■ 借地権の買い戻し
■ 借地権との同時売却
■ 底地の売却
■ 底地と借地権の交換
(なお対応エリアは【東京都および埼玉県・千葉県・神奈川県の1都3県】となります。)
6.さいごに
今回は、底地の管理代行業者についてご紹介しました。
別の仕事を行いながら地主としてしっかり底地の管理を行っていくことは簡単ではありません。
地主様の中で、今回ご紹介した以下の「底地の管理代行の利用をおすすめする地主様の7つの特徴」に当てはまる方は、管理代行の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
① 地代集金や契約更新の管理業務が面倒
② 地代値上げ等の交渉を行いたいが不安がある
③ 借地人様とコミュニケーションが取れていない
④ 底地・借地に関する知識に不安がある
⑤ 借地人様が複数人いる
⑥ 底地を次世代に相続することに不安がある
⑦ 底地を相続したがよく分からない
サンセイランディックでは、底地の管理から底地の買取りまで対応しております。皆様からのご相談をお待ちしております。