底地（貸宅地）の事例.1
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高齢のため底地を維持するのが負担。
でも、先祖代々受け継いできた資産
だから売却にも抵抗を感じます…。S様からの
ご相談内容高齢のため底地を維持するのが負担。
でも、先祖代々受け継いできた資産
だから売却にも抵抗を感じます…。- 底地を所有しています。毎月月末になると借地権者が地代を持ってきますし、何かあれば個別に相談へやってきます。そういったお付き合いを長年続けてきましたが、私も高齢になり底地を維持していくことが負担に感じるようになりました。ただ先祖代々受け継いできた資産ですので、売却してしまうことには抵抗を感じます。一体どうすれば良いのでしょうか？
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提案・対応策
- 3つの値を指標に、思い切って底地の売却をお勧めしました。
- S様がご所有する底地の市場価格は6,000万円、この価格をベースにした表面利回りはおおよそ2％、将来の相続を考えた場合の相続税評価額は本年の路線価を基にした概算で１億円です。この3つの値を参考にしますと、「このまま底地を所有し続けても現金はあまり手元に残らない」「将来相続が発生すると大変なことになる」という状況が見えてきます。特に問題なのは市場価格と相続税評価額の乖離です。底地は過去に相続税評価額が高過ぎることを理由に係争になったことがあるくらい、相続時に問題となります。このままいくと相続の度に底地を守るため他の資産を減らすということに繋がりかねません。S様の先祖代々受け継いできたというお気持ちを理解した上で、思い切って底地を売却されることをお勧めしました。
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![底地を所有し続ける理由と売却を検討する理由の比較の図]()
![底地を所有し続ける理由と売却を検討する理由の比較の図]()
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対応後の
効果・結果- 売却先を慎重に検討し、
売却をご決断されました。 - S様は借地権者様との関係と、先祖代々受け継いできた資産という点で、どうされるかしばらく悩まれましたが、底地の売却は売却先を慎重に検討するなどして進めれば、借地権者様にとっても決して悪い結果にはならないということを知り、売却することをご決断されました。
- 売却先を慎重に検討し、
