借地権の事例.3
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借地権上の建物で事業をしていますが高齢となり事業をたたむことにしました。
このタイミングで借地権の売却をしたい。E様からの
ご相談内容借地権上の建物で事業をしていますが
高齢となり事業をたたむことにしました。
このタイミングで借地権の売却をしたい。- 借地権上の建物で事業をしています。高齢となり事業をたたむことになりましたので、借地権もいずれは売却することになりますが、どのように進めれば良いのかわかりません。得意先との関係で、事業をたたむのにも1年程度はかかります。借地権売却のために今やっておくべきことはあるのでしょうか?地主様には前もって話さなければならないと思いますが、どのタイミングで何を話せば良いのでしょうか?
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提案・対応策
- 会社の清算を含めた
シミュレーションをすることを
お勧めしました。 - 地主様(土地貸主)に対し、適切な時期に借地権の売却などについてお話しをすることももちろん大事ですが、E様のご事情を踏まえると、最も大事なのは会社を清算するのにどの程度の費用が必要で、借地権がいくらで売れて、結果手元にどのくらいの資金が残るのかということでした。あまり手元に資金が残らず生活が立ち行かない、なんてことにならないよう、きちんとシミュレーションをしておくことをお勧めしました。シミュレーションの結果、その後の資金計画に問題がなければ、E様が土地を借りていらっしゃる地主様は、過去に他の借地権者様から借地権を買取られてもいるようですので、そういったことも視野に入れて早い時期から話し合いを進めた方が良いと考えました。
- 会社の清算を含めた
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対応後の
効果・結果- 地主様が予想以上の価格で借地権を
買い取ってくださいました。 - シミュレーションの結果、E様が生活をしていく上では最低水準なものの、ある程度の資金は確保できる見込みがあるとして、E様は会社の清算と借地権売却に関する地主様との話し合いを進めていきました。そして会社の清算は予算内でおさまり、借地権は想定通り地主様が買い取ってくださいましたが、地主様の借地権買取り価格が予測を超えたため、E様は多少ゆとりのある生活を送れることとなりました。
- 地主様が予想以上の価格で借地権を